剣道は日本古来の優れた文化であり、現代の幾多のスポーツに見られなくなった独特とも言える性格を持っている為、敷居の高いものと考えてしまう方も多いと思います。
武道である以上、大儀は人間形成にあり、それは礼儀作法に始まり、精神面の鍛錬など伝統に沿った厳しい面があります。
その反面、老若男女を問わず親子3世代が同じ目標を目指し、竹刀を通じて会話し、心の触れ合いができるという性格も、他には見られない独特のものでしょう。
礼儀正しい人間性を養います
感謝を忘れない素直な心を養います
家族,友達を大切にする心を養います
自分に負けない強い心を養います
木鶏とは、中国の古い本に出てくる木で造られた鶏(にわとり)の話です。
大昔、中国に人々が観て楽しむ「闘鶏」という遊びがありました。
闘鶏で最強のにわとりは、木で造られたにわとりの様に落ち着いていて、どんなことにも動じません。
動じない木鶏は、どのにわとりよりも強いということです。
この話から、つらい修業をやりとげた人は何事にも惑わされる事がないので、そこにいるだけで周りのお手本になるという意味があります。
当会は枚方市立樟葉小学校と船橋小学校を拠点に、まもなく創立40周年を迎えます。
小中学生約30名からなり、日本武道館で開催される全日本少年剣道練成大会や大阪府下の各大会に積極的に参加しています。昇級審査会では子供達の上達と成長を確認します。
主に生涯剣道を目的とした基礎中心の稽古です。当会OBの高校生、大学生から、上は60歳代の方まで、初心者、経験者、老若男女を問わず、約40名が汗を流しています。
剣道を通じてのお子様のお行儀教室と考えて頂けたらいいのではないかと考えています。週3回、家庭や学校では味わえない緊張感の中で過ごすのも良い経験ではないでしょうか?そして、技術の向上に伴い、試合での勝敗、昇級、昇段は明確な目標として必要となってくることでしょう。
私共指導者は剣道で学んだ精神を基礎として、
@社会に貢献していくこと
A求めたものが各々の人生の糧になること
B正しい剣道を学び、その素晴しさを世に伝えていくこと
を子供達に日々指導しています。